弊社では2020年から「スポット溶接機」を導入しております。導入のきっかけは、部材を重ねて加工する時にビスやリベットを使用すると部材の裏側に突起が出てしまい、後々ダクトを挿入する場合に障害となってしまう事が想定された為です。
スポット溶接とは、2枚の板を重ねて電極ではさみ、加圧しながら電圧をかけて板を溶融させ、2枚の板を一点で溶接する事です。
こちらの製品は100Vコンセントから電源供給をする物で弊社の作業場でも使用できます。通常スポット溶接は200V電源を必要としますが、弊社の扱う部材は0.5mmから1.6mmまでと比較的薄い鉄板を使用する事から選定に至りました。
使い方は簡単で、溶接したい板を2枚重ねてアームの先端にある電極を操作レバーを下ろして挟みます。
そして操作レバーの下に位置するスイッチを入れると電流が流れて(電圧がかかり)2枚の板を溶融(溶接)させます。
これだけで2枚の板は溶接できます。時間にして1秒も掛かりません。
画像を見てもらうと、2枚の板の表面と裏面には突起物が現れていません。ですから冒頭で述べた、「後々ダクトを挿入する場合に障害となる」事が無くなります。
簡単な操作で鉄板が溶接できる「スポット溶接機」は絶賛活躍中です。
溶接の資格も要りませんので仕事業務の他にも趣味やDIYにも活用できそうですね。
興味がある方や使ってみたい方は当社まで連絡下さい。
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