2019年10月より気圧リフター「あげ太郎」を導入しました。
気圧リフターとは?
重量物を垂直方向に荷上げさせる機器で、最大150Kgの物を高さ約4Mまで上げる事ができます。
従来は重さが約50Kgの機器を人力のみで荷上げし設置作業を行っておりました。この場合、床面から可搬式作業台の作業床(約1.5M)の上まで作業員2名で上げて、そこから再び設置位置(約3M)まで作業員2名が持ち上げて他の作業員1名によって設置固定作業を行っておりました。
一連の作業の中で一番の危険要因は、足元が不安定な可搬式作業台の上で、重量物を自分の頭上まで上げる事です。万が一バランスを崩す事があれば約1.5Mの高さから転落してしまいます。
同じ50Kgの機器を設置する場合に「気圧リフター」を使用する時、作業員2名によって高さ約1Mのリフターの荷台に上げ、圧縮空気圧(液化炭酸ガス)によって設置高さ約3Mまでコントロールグリップのボタン操作によって荷上げる事ができます。指先一つで重量物の荷上げが可能になります。
安全面から見ても転落の危険性も無くなり、作業効率も格段に向上します。
荷上げする物は重量機器の他に矩形ダクトや円形ダクトにも対応できます。
荷上げ位置(機器・ダクトの設置位置)が高さ4Mになる場合は、高所作業車をリフターの横に配置しての設置固定作業になります。
この気圧リフターの導入により、更なる業務拡大になる事を期待しています。
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